鉄道?ロープウェイ?ユングフラウヨッホへの行き方(2021年8月)
3泊4日スイス横断旅行振り返り、今回は旅のハイライトでもある、ユングフラウヨッホ観光について書いていきます。
関連記事はこちら↓
3泊4日スイス横断旅行!(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録
高い!複雑!便利!スイスの鉄道サービス(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録
スイス、チーズフォンデュを求めて(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録
我々が泊まったグリンデルワルトからユングフラウヨッホに行くには、グリンデルワルト駅からヴェンゲンアルプ鉄道(WAB)に乗ってクライネ•シャデック駅まで行き、そこからユングフラウ鉄道(JB)に乗り換えるのが一般的です(詳しくは↓のリンク参照)。
ユングフラウ鉄道で世界遺産「ユングフラウ」観光:乗り方・ユングフラウヨッホ見学編【スイス】
我々も当日までそのつもりだったのですが、当日の朝、何を勘違いしたのか間違えてグリンデルワルト•ターミナル駅に向かうバスに乗ってしまいました。
旅行者にとってわかりにくいことこの上ないのですが、グリンデルワルトには”グリンデルワルト駅”、”グリンデルワルト•グルント駅”、”グリンデルワルト•ターミナル駅”という3つの駅があるのです(それぞれ通っている路線や接続が異なります)。
グリンデルワルト•ターミナル駅に着いてしまった我々。グリンデルワルト駅まで引き返してもいいですが、時間が惜しい。調べてみると、ターミナル駅からはロープウェイが出ており、アイガー•グレッチャー駅でユングフラウ鉄道に接続しているとのこと。
せっかくなのでロープウェイに乗って行くことにしました。
ターミナル駅のチケット売り場でユングフラウヨッホ駅までのロープウェイ&鉄道の往復チケットを購入。往復区間は、「グリンデルワルト•ターミナル駅⇔ユングフラウヨッホ駅」となっています。
ちなみに、チケット購入の際座席予約も一緒に行うと、ユングフラウ鉄道に乗り換える時に指定した列車にファストパスレーンから搭乗することができます(通常レーンに並べば指定した以外の列車にも普通に乗れます)。座席予約料金は一人5スイスフランくらいだったと思います。
いざロープウェイに搭乗。乗り場はこんな感じです。けっこうでかい!
乗り場を離れたロープウェイは、なかなかの速度でアルプスの斜面を登っていきます。すごくいい眺め!
20分ほどでアイガー•グレッチャー駅に到着しました。グリンデルワルトに比べると少し肌寒くなってきます。
ここでJB鉄道へと乗り換え。座席予約しておいたので、通常レーンに並ぶ人達を尻目に先にホームに入ることができました。ちょっと優越感。(画像の緑のゲートが優先レーン、黄色が通常レーンです)
アイガー•グレッチャー駅からユングフラウヨッホ駅までは列車はほぼトンネル内を走るため、車窓から景色を楽しむことはできません。25分ほどでユングフラウヨッホ駅に到着!
頂上では、トップオブヨーロッパの展望台やアトラクションを楽しめます。コロナ禍のせいか普段はいたであろう団体客は全くおらず、快適に観光することができました。
詳しい内容はこの記事では割愛しますが、とっても良かったです!一枚だけ写真を載せておきます。
さて、2時間ほどトップオブヨーロッパに滞在した後、帰途につきます。行きはユングフラウ鉄道の車窓を楽しめなかったので、帰りは鉄道ルートで帰りたい!ということで、クライネ•シャデック駅までユングフラウ鉄道に乗って行くことにしました。窓からアイガーの姿を見ることができました。
クライネ•シャデック駅でWAB鉄道に乗り換え、なのですが、降りてみると景色がすごく良い!ちょうどお昼時だったので、列車を一本遅らせて、軽食を取ることにしました。
カフェでカリーヴルストとビールを注文してテラスでいただきます。眺めが良くて最高!
食事の後は腹ごなしにプチハイキング。こちらも壮観。あまりガイドブックでは大きく取り上げられていませんが、クライネ•シャデック、おすすめです。
駅に戻ってグリンデルワルト駅行きのWAB鉄道に乗車。黄色と緑の可愛らしいデザインです。
実はこの時少し心配なことがありまして…この列車の行き先はグリンデルワルト駅。グリンデルワルト•ターミナル駅には行きません。一方我々が買ったチケットはグリンデルワルト•ターミナル駅発着の往復チケット。もし検札で見咎められたら、罰金なんじゃないか…?とビクビクしてました。
で、実際にWAB鉄道に乗ってから検札を受けたんですが、車掌さんはチケットを見ても何も言わず、普通にOKしてくれました。よかった〜
と、いうことで、結果的にロープウェイと鉄道ルートを両方楽しめて、二度おいしい旅となりました。チケットのルート的に厳密にはアウトかもしれないので積極的にオススメはしませんが、ユングフラウヨッホに行くのにロープウェイもアリだよ!というお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しているので、良ければ↓のバナーをクリックしてもらえると励みになります!