ベルギーの砂漠、ロンメル・サハラ
コロナ禍の国境封鎖により、実質ベルギー外への旅行ができなくなっていた2020年秋~2021年春の期間(ちょうど日本政府がGoToトラベルキャンペーンをやってたあたりですね笑)、レストランやカフェも営業しておらず、旅行や旅行先での食事を最大の娯楽としていた我が家にはかなり苦痛な時間が続いていました。冬場は暗いし雨も多いし、もう本当につらかったです。
苦肉の策として実行したのが、晴れた日にお弁当やおやつ・温かい飲み物を持って車で景色の良いところに出かける、というもの。要はドライブ&ピクニックですね。
国外には行けないので、行先は必然的にベルギー国内になります。ケガの功名というかなんというか、この期間のおかげで普段なら行かなかったであろう国内の穴場スポットにちょっと詳しくなりました。ということで、このブログでもいくつか紹介したいと思います。
前置きが長くなりました。今回紹介するのはロンメル・サハラ。名前の通り、ここはベルギー国内にある砂漠です(”サハラ”はアラビア語で砂漠を指す語です)。なんでベルギーに砂漠があるのかというと、20世紀初頭ここにあった亜鉛工場の操業によって土地が汚染され、植物が育たなくなってしまったためだそうです(参考記事↓)。
我が家がこの場所を知ったきっかけは、田川に置いてあったPetits-Poisの情報誌。プチポワさん、いつもありがとうございます。
ロンメル・サハラがあるのは、アントワープから東に70Kmほど行ったオランダ国境付近。ブリュッセルからは、E314~N74を経由して車で1時間40分くらいです。
車は近くのスポーツ複合施設の駐車場に停められます。
砂漠地帯まで行くには、この駐車場から少し歩く必要があります。”Sahara”と書いてある看板があるので、それに従って林の中へ。しばらく遊歩道を歩くと、周りに松みたいな木が増えはじめ、地面も少しずつ白っぽい砂に変わってきます。
さらに進むと、一気に視界が開け、あたかも砂漠の中のオアシスのような光景が!
正直あんま期待せずに行ったのですが、思ったより良かったです笑。周りでは子どもや犬が湖のほとりで遊んでおり、なんとものどか。温かい飲み物を飲んで、ゆっくりした時間を楽しめました。
と、いうことで、ベルギーの穴場シリーズ、折を見て今後も書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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