猫舌ヨーロッパ見聞録

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ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

フランス語中級を目指す人にオススメのリスニング教材

2日続けて語学ネタを書いていきます。今日は、フランス語中級を目指す人におすすめのリスニング教材について。

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私自身それほど多くの参考書を試したわけではないですが、それでも自信をもっておすすめできるのが三修社の『フランス語リスニング』(アレクサンドル・グラ/フランク・デルバール/平松尚子著)

www.sanshusha.co.jp

↑のサイトの説明にある通り、"「フランス語の基礎は一応マスターしたけれど、聞き取りの力をもっとつけたい」「使えるフランス語を身につけたい」と思っている学習者のための1冊。"です。レベル設定としては、前半がDELF A1-A2、後半がDELF B1レベルとのこと。しかしながら、この参考書1冊を完璧にマスターしたら、B2レベルでも通用するんじゃないかと個人的には思います。

 

特におすすめのポイントが、出てくるスキットの実用性の高さ。病院に電話する際のやりとりやレストランでの注文など、会話の内容がかなりリアルで、私自身よく実生活でスクリプトを丸々コピーして使っています笑。空港や駅のアナウンスも、めちゃくちゃ再現度高いです。

 

私のおすすめの使い方は、まずはテキストに沿って文法事項を押さえながら問題を解いていくこと。問題を解き終えたら、スクリプトを見ながら答え合わせをして、わからなかった単語の意味や聞き取れなかった部分を確認していきます。

これが終わったら、次に精読。スクリプトを読んで意味が取れない部分があれば、巻末に載っている日本語訳も参考にしつつ、読み解いていきます。基本的な文法事項を一通り終えていれば、理論的には、全ての文構造を理解できるはずです。この精読を繰り返すことによって、フランス語を読んだり聞いたりしたときに、そこで使われている文法事項を瞬時に見抜く力が鍛えられていく、と個人的には考えています。

 

精読が終わったら、後はひたすら教材を聴きこんでいきます。目標は、耳で聴いた全ての単語を漏らさずに音として捉えられるレベルに到達すること。簡単ではありませんが、これができるようになれば、実生活でも試験でも、ぐっとリスニング力が上がること間違いなしです。

 

個人的な信条ですが、語学を身に着けるには、まず正しい文法発音、次に単語、そしてあとは精読リスニングあるのみだと思っています。プラス、アウトプットを鍛えようと思うと作文+会話実践も大切。やること多い…

 

色々偉そうに書いてきましたが、私自身これからB2を目指して勉強する立場。上に書いたことは自分に言い聞かせるつもりで書きました笑。まずは、VUBの授業が始まるまでにこのテキストを1周聴きなおすところから始めようかな…

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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