猫舌ヨーロッパ見聞録

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ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

VUBの語学コース、初回の感想。

こんばんは。今週は以前お話ししたブリュッセル自由大学(VUB)のフランス語コースの初回授業があったので、その体験記を書いていきたいと思います。

語学コースの話は↓

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

私が取った授業は週1回のFrans 4Aというコース。授業は夕方6時開始で、9時までの3時間です。長い…

 

授業開始5分ほど前に教室に到着。既に先生(女性)と他の生徒2人が雑談していたので、挨拶して簡単に自己紹介。ぱらぱらと他の生徒も入室してきます。結局初回の授業に出席したのは自分を含めて7人でした。

生徒の内訳は、ポルトガル人2人、ブラジル人、フィンランド人、イタリア人、ロシア人。アジア人は私だけです…まぁ、これはベルギーの語学学校あるあるですね。見たところ年代は20~30代が多め。

 

授業開始。まずは自己紹介を兼ねて、生徒同士で簡単な質問を交わします。そうこうしている間に教科書が配られ、本格的な授業に突入(教科書代は授業料に含まれています)。

先生が話すのはもちろんフランス語のみ。しかもかなりの早口です。一応、「話すの早かったら言ってね!」とは言ってくれますが、初回からトップギアです。授業中の指示なども早口かつ簡潔な内容だけなので、正確に理解するのがかなり大変でした。

 

授業の進め方は、教科書を使ったオーソドックスなやり方。まずテキストを読み、内容に関する簡単な質疑応答があり、新しい表現を学び、テキストに関連するトピックについて議論したり、学んだ表現を使った文を作ったりします。生徒間のインタラクションを重視しているようで、かなりグループワーク多め。骨太な授業です。

 

そしてこれもフランス語の語学学校あるあるなんですが、ラテン系の国出身の生徒がやたらと話すのが上手い。体感として、クラスの難易度はDELF B1レベルだと思うんですが、君らなんでこのクラスにいるの?っていうくらい流暢に話します。これは彼らの母語がフランス語に似ているからこそですね。

 

半分ほど時間が経ったところで、コースの概要についての説明。授業中に使用したレジュメは授業後にオンラインで共有されるとのこと。評価はリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つのテストによって行われ、リスニングとライティングは期末試験の他にも期中に数回テストがあるとのことでした。

あと、これは私の聞き間違えでなければなんですが、各生徒とも他の生徒の前でフランス語の歌を歌う機会が設けられるとのこと。最初は冗談かと思ったんですが、授業の最後に課題曲の紹介があったのでどうも本気のようです笑。まじか。歌うのはまぁ嫌いじゃないんですが、こんな語学の授業は人生初です笑。

 

そうこうしているうちに3時間が経過、来週の宿題が出され、これにて授業終了…かと思いきや、もうひと山ありました。宿題の作文は、他の生徒とグループを組んでお互いに相談しながら進めろとのこと。しかもグループになった生徒と電話番号を交換させられ、電話で話すように、と指示されました。どこまでも生徒間のインタラクションを求めてきます。それだけ話す機会を持つことが大事、ということなんでしょうが。

私の今回のパートナーはポルトガル人の男性。「明日の夜電話するよ!」と言っていたので、ということは、明日のうちに作文をやっておかなければ…

 

ということで、初回の授業は無事(?)終了。3時間はやっぱり長かった…

感想としては、かなりのハードワークが求められそうですが、先生もユーモアがあって優しいし、周りの生徒もやる気があるので、ちゃんとやればかなり力が付きそうだな、という感じです。これで1時間約2ユーロというのはめちゃくちゃお値打ち。ドロップアウトしないように頑張らないとな…また何か面白いことがあればこのブログにも書いていきたいと思います。

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