辞令のタイミング。
突然の…
辞令が出ました。私ではなく、ロンドンにいる私の友人にです。
彼は高校・大学の同級生で、一番の友だちとも言える存在。同じ時期にヨーロッパに赴任することになり、コロナもだいぶ落ち着いて、そろそろ遊んだりできるかな、と思っていた矢先だったので、かなりショックです…
彼としてもあまり予期していなかったタイミングでの帰任命令だったようで、驚いていました。帰国のタイミングを聞いたところ、まだはっきりしていないものの11月くらいでは?とのこと。急すぎ!笑
できれば10月中に1回遊びに行ければと思っていますが、イギリスの入国条件ってちょっとめんどくさいんですよね。10月から少し条件が緩和されるとの報道はありましたが、BREXIT以降すっかりベルギーからの距離が遠くなってしまった英国です。
辞令のタイミング
私の友人が勤めているのは日本の大手金融機関なんですが、金融機関では海外赴任・帰任の辞令が異動の1~2か月前に出るのは割と普通のことらしいんです。お金を扱う仕事なので、事前に異動が分かっていると色々悪さがしやすいとかそういう事情があるのかもしれませんが、それにしても1か月って短すぎますよね。送別会もロクにできないやんけ。
しかも彼の話を時折聞く限り、大手企業の海外支店ならではのめんどくさい暗黙のルールも色々とあるようで…(例えば若手は上司より家賃が高いアパートに住んではいけないとか、そんなんです)うちの会社は所帯が小さくて良かったな、といつも思っています。
私の場合、正式な異動の辞令が出たのは赴任の半年前。しかも内々の打診は赴任の1年ちょっと前に上司から受けていたので、かなり余裕をもって準備をすることができました(まぁそれでも引っ越し直前はかなりバタついたんですが)。
その上、フランス語圏への赴任ということで、赴任前に日本でフランス語のレッスンを50時間まで会社負担で受けることができました。しかも業務時間中に!
極めつけは、ベルギーでの家探し。なんと赴任の約1か月前に、家族帯同で物件の内見に来ることができたんです。おかげで、候補の物件を連れ合いと一緒に見て回り、今のアパートに決めることができました。件の友人の場合は、最初の1か月はほぼホテル暮らしをしながら物件を探したそうなので、彼我の企業文化の差は大きいと感じます。他の日本企業はどんな感じなんだろう?
…なんだか私の勤め先の自慢みたいになってしまいましたね。まぁ良いところばかりではないんですが、今の会社や上司にはそれなりに満足していますし、感謝もしています。
それにしても、彼はコロナ禍の海外駐在の辛さを分かち合った戦友的な存在でもあるので、遥か日本に帰ってしまうと寂しくなります。今回はまだ詳しい話を聞けていないので、近々電話しよ。
↓はコロナ前にロンドンに遊びに行ったときに撮った写真です。
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