猫舌ヨーロッパ見聞録

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ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

本場のベルギービール!ブリュッセルのおすすめビアバー紹介

今週のブリュッセルはだいぶ気温が上がって、春らしい気候ですね。このくらいの気温になってくると、外でビールを飲むのが気持ちいいですよね。今回は、私が大好きなブリュッセルのビアバーを紹介したいと思います。その名もBeers Bankです。

 

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Googleストリートビューより。



Beers Bank -アクセス-

Beers Bankは、エテルベーク地区のジュルダン広場にあります。ジュルダン広場と聞いてピンときた方もいるかもしれませんが、このビアバーはブリュッセルでも有名なフリット屋、Maison Antoineの斜向かいにお店を構えています。EU本部からも徒歩圏内です。

 

 

 

おすすめポイント① 豊富なビールのラインアップ

このお店の一つ目の最大のおすすめポイントは、ビールの品揃えの豊富さ!ウェブサイトによると、150種類近くのビールを取り揃えているそうです。ちなみに、最近お店に置いてあるメニューが全て写真付きになり、↓のウェブサイトに載っているメニューよりも見やすくなりました。

La carte | Beers Bank

 

ジュピラーやステラの王道ラガー、ベルギーならではのTripelビール、ヒューガルテンをはじめとする白ビール、オルヴァルなどのトラピストビール、ローカルのクラフトビールやフルーツビールから海外産の輸入品まで、なんでもござれです。

 

もう一つ素晴らしいのは、サーバーから注いでくれるドラフトビール(Les bières au fût)の種類の多さ。常時8~10種類くらいの選択肢があり、他のレストランではあまり見かけない珍しいビールを生で飲めることもあります。

 

 

おすすめポイント② フリット持ち込みOK!

2つ目のおすすめポイントは、Maison Antoineで買ったフリットを持ち込んで食べられる点。まぁBeers Bankに限らず、ジュルダン広場周辺のカフェ・バーはFrites acceptéのところが多いんですが。

 

熱々のフリットとビールの相性はバツグン!ちなみに、私のおすすめのフリットのソースはspéciale(マヨ&ケチャップのハーフ&ハーフ+生タマネギ)とBrazilです。

フリット大を1つとソースを2種類頼んで連れ合いと分け合うのが我が家のスタイル。ソースは直接掛けるとフリットがべちゃべちゃになるので、別容器(à part)にしてもらうのがこだわりです。

 

ちなみに、ジュルダン広場にはラーメン屋の麺真(Menma)や匠(Takumi)もあるので、Beers Bankで飲んだ後の〆やハシゴ先として使うこともできます。便利。

 

 

おすすめポイント③ 気軽に立ち寄れる雰囲気

3つ目のおすすめポイントは、お店の居心地の良さ。まず、店員さんがとてもフレンドリーです。おそらく血縁と思われるひげもじゃのおじさんとお兄さんがいつもいるのですが、いつも笑顔で出迎えてくれます。

座席は屋外と屋内がありますが、屋外でも適度に広場の喧騒から離れていて、ゆったり過ごすことができます。天気が悪い時や静かに過ごしたい時は屋内に陣取るのもGood。

 

システムは一般的なベルギーのカフェと同じで、とりあえず空いている席に勝手に座ればそのうち店員さんが注文を取りに来てくれます。会計は都度その場で、現金のみ。ビールを飲み終わったら好きなタイミングで席を立てばいいので気楽です。

お店が忙しいとなかなか注文を取りに来てくれないときもありますが、そんな時は店内のバーカウンターまで出向いて注文してもOKです。

 

 

せっかくなので、私のお気に入りのビールも紹介したいと思います。

お気に入りビールその① Troubadour Magma

一つ目に紹介するのはTroubadour Magma。ブロンド寄りのアンバービールですが、アルコール度数は9%と高めです。一応分類としてはIPAになるようですが、苦みはそこまで強くなく、豊かなアロマとコクを感じるビールです。

他ではあまり見かけませんが、Beers BankではTroubadour Magmaの生ビールを飲むことができます。フリットとの相性もGoodです。飲みやすいビールですが、度数が高いのでぐびぐび飲むとすぐ酔ってしまいます。

The Musketeers - Troubadour Magma

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お気に入りビールその② Mongozo Banana

二つ目はMongozo Banana。その名の通り、バナナのフレーバーのフルーツビールです。フルーツビールではあるものの、味はそこまで甘いわけではなく、飲みやすいラガービールと言った感じ。バナナのフレーバーが全くわざとらしくなく自然にビールの風味と融合していて、フルーツビールがあまり好きではない私でも美味しく飲めます。度数も3.6%と優しめ。

Mongozoブランドだと、他にココナッツとマンゴーのフレーバーもあり、どちらも美味しいです。

Mongozo Banana | Brouwerij Huyghe - Mongozo

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また、このビールを作っているBrouwerij Huygheというブリュワリーは他にもFlorisというフルーツビールのブランドを持っており、こちらはリンゴ、桃、パッションフルーツなどのフレーバーがあります。FlorisもBeers Bankのラインアップにしっかり入っています。

Floris | Brouwerij Huyghe

 

 

 

以上、Beers Bankの紹介でした。名物のビールとフリットをベルギーローカルの雰囲気で味わえる、お気に入りの場所です。今年の夏も通い詰めることになりそうです。

 

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