ドイツ・ロマンチック街道ドライブ旅のすすめ(2020年7月)②後半戦
今回は、ドイツ・ロマンチック街道ドライブ旅行の後半(3日目~5日目)について書いていきます。
- ちょっと寄り道、バイエルンの州都・ミュンヘン
- 牧草地に佇む世界遺産・ヴィースの巡礼教会
- ロマンチック街道の終着点! フュッセン
- ノイシュヴァンシュタイン城&シュヴァンガウ
- 最後に始まりの街へ! 街道の始点・ヴュルツブルク
- ドイツ・ロマンチック街道ドライブ旅まとめ
①前半戦はこちら↓
pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com
ちょっと寄り道、バイエルンの州都・ミュンヘン
アウクスブルクを出発した後、少しロマンチック街道を逸れて、南ドイツ最大の都市、ミュンヘンに立ち寄ります。アウクスブルクからは車で1時間ほど。
あまり時間は取れないので、旧市街を中心にさらっと観光。ミュンヘンは見どころがまとまっているので、午前中だけでもマリエン広場、フラウエン教会、アザム教会など色々見られました。生憎天気は雨でしたが。
(上からカール門、マリエン広場、アザム教会)
牧草地に佇む世界遺産・ヴィースの巡礼教会
ミュンヘンを出発し、ロマンチック街道に戻ります。次に向かうは、山間の牧草地にひっそりと佇む世界遺産、ヴィースの巡礼教会です。この教会、最初は普通の教会だったそうですが、ある"奇跡"の逸話が広まったことで、今日の姿に至ったらしいです。
高速を外れて少し山道を走ると、緑に囲まれた教会に辿り着きます。駐車場も広いので問題なし。駐車場内に精算機があるので、事前に精算してチケットをダッシュボードに置く仕組みです。が、今回は親切な女性が、「私たちもう出発するけど、チケットの時間まだ1時間以上余ってるから使って!」と譲ってくださいました。ラッキー。
一見の価値ありです。
ロマンチック街道の終着点! フュッセン
3日目の宿はシュヴァンガウに取ったのですが、時間があるので一気にロマンチック街道の終点・フュッセンまで足を延ばします。ここまで来ればオーストリア国境は目の前、遠くにアルプス山脈が見えます。
フュッセンも小さな街で、歩いて回れる範囲にホーエス城、ライヒェン通りなどの見どころがまとまっています。ただ、中心付近の駐車場は結構入りづらかったり狭かったりするところが多い印象(我々が使ったところもかなり狭かったです)。Google Mapsで見た感じ、Tiefgarage City Sparkassenhaus APCOAが良さそうです。
この街の個人的ハイライトは、フランツィスカーナー教会。裏手にある修道院のゲートに”ロマンチック街道終点”の文字があります。我々が行った時間は教会も開放されており、しかもほかの参拝客がいなかったので、「長い旅路だったな…」とゆっくり感傷に浸ることができました。
ノイシュヴァンシュタイン城&シュヴァンガウ
3日目の宿はノイシュヴァンシュタイン城のお膝元、シュヴァンガウ。道路沿いにたくさんのホテル・ゲストハウスがあり、お城を訪れる人たちが利用しています。この日の夕食は、城を眺めながら地ビールを楽しめるレストラン、Schlossbrauhaus Schwangau。ホテルもレストランに徒歩で行けるところにしました。景色もよくて、最高に気持ちよかったです!
一夜明けて、4日目の午前はノイシュヴァンシュタイン城観光。ロマンチック街道のハイライトですね!駐車場は、Parkplatz P1が一番便利だと思います。
この日は空もスカッと晴れて、とてもいい景色が見られました。
最後に始まりの街へ! 街道の始点・ヴュルツブルク
ノイシュヴァンシュタイン城を出発してロマンチック街道を遡ること3時間、街道の起点・ヴュルツブルクまで戻ってきました。4日目の宿をこの街に取った理由は、古城ホテル・Schlosshotel Steinburg。一番いい宿は最終日に持ってきたい、というのが理由です。部屋はよりお城感がある旧館(Castle Manor)に取りました。ブドウ畑を見下ろす丘の上にある、素敵な雰囲気のホテルです。
もう一つの楽しみが、名物フランケンワイン。ヴュルツブルクの街中にもいくつかワイナリーがありますが、今回はその中でも長い歴史を持つユリウスシュピタールのレストランでディナーをいただきました。
お土産にワインを1本買って、ホテルのテラスで夜景を見ながら乾杯。うーん、贅沢。
ドイツ・ロマンチック街道ドライブ旅まとめ
4泊5日のロマンチック街道旅、最後はヴュルツブルクからブリュッセルまで5時間のドライブでフィニッシュです。5日間で結構な距離を走りましたが、感覚としては思ったより疲れなかったかな、という感じです。ところどころ市街地や細い道に入ると神経を使いますが、やはりアウトバーンは慣れると走りやすいですね。
この記事がこれからロマンチック街道を旅行される方の参考になれば幸いです。南ドイツの魅力が詰まったロマンチック街道を、安全運転で楽しんでください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。