勝手なAmazonと親切なベルギー人
今日はスペイン旅行記はいったんお休みして、今日あった出来事を書きたいと思います。
事の発端は連れ合いが注文したAmazonドイツの荷物(ベルギーにはアマゾンの法人が無いので、ネットショッピングの際は我が家はもっぱらAmazonフランスかドイツを使っています)。
昨日土曜日に荷物が届くことになっていたんですが、ちょっとした用事があって1時間ほど外出した間に配達が来たようで、入れ違いになってしまいました。
これまでなら不在票がポストに入っていて、後で郵便局(bpost)に荷物を取りに行っていたんですが、今回は別のメッセージが。曰く、「〇〇通りの37番地のVさんに渡しました」とのこと。
「えっ、え~っ・・・」て感じです。不在の場合は近所の人に渡してもいいと許可を出した覚えもないし、そもそもVさんて知り合いじゃないし。
ベルギーじゃこういうことも当たり前なのかもしれませんが(それでも4年住んでて初めてですが)、東京暮らしが長かった私からしたら、ちょっとありえない対応です。
幸い急ぎの荷物ではなかったのですが、待っていてもうちまで届けに来てくれる気もしないので、翌日37番地を訪ねてみることに。
ところが、37番地の表札を見てみるとVさんとは別の名前があるではありませんか。これは困った、配達員め、適当な仕事しやがって…と思っていたところ、隣の35番地の家の表札にVさんの名前が。
配達員が番地を一つ間違えたのかな?と思い、35番地の家のドアベルを鳴らすと、大柄なおじさんが出てきました。
「近所に住んでるものですが、昨日荷物受け取りませんでしたか?」と聞くと、思案顔ののち、「そういえば、昨日息子が荷物を受け取ったと言っていた!」とのこと。
どうやら隣の37番地にはVさんの息子夫婦が住んでいるらしく、そちらの息子が荷物を受け取ってくれていたようです。
息子さんが外出中とのことで、おじさんが37番地の家の鍵を開けて娘さんを呼んでくれましたが、生憎娘さんはシャワー中。申し訳ないことにシャワーを中断させてしまいました笑
しかも娘さんに聞いてみても荷物のありかは分からず。「とりあえず後日見つかったら教えてくれたんで良いですよ」と言ってもおじさんはなかなか諦めずに探してくれて、ちょっと申し訳なくなってきました。
「そういえば、昨日息子はガレージで作業をしていたからガレージにあるかも!」というおじさんに着いてお次はガレージへ。一緒にガレージの中を探していたところ、ようやくAmazonの小包を発見!
おじさんも「ヤー!」と喜んでくれて、なんだか嬉しい笑
ということで、無事荷物を回収するとともに、ベルギー人の親切さに触れた日曜日でした。
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