猫舌ヨーロッパ見聞録

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ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

スイス、チーズフォンデュを求めて(2021年8月)

3泊4日スイス横断旅行、今回は食事について書いていきたいと思います。

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その土地の名物を食べるのも旅の醍醐味。スイスの名物と言えば、チーズフォンデュを筆頭とするチーズ料理!特にグリュイエールチーズやラクレットは本場です。他にもシュニッツェル(カツレツみたいなもの)やコルドンブルー(これもチーズを挟んだカツレツみたいなもの)も有名。

我々が一番興味があったのは本場のチーズフォンデュ。「優先度の高いものから先に消化していく」というのが我が家の旅行のモットーなので、まずはチーズフォンデュから狙っていくことにしました。

 

初日:まさかの失敗・Edelweiss-Stube

初日のディナーに選んだのは、ホテルAlpinaの中にあるレストラン、Edelweiss-Stube。日本人の旅行ブログにもおすすめと紹介されていたので、ここにしました。メニューにチーズフォンデュがあることも確認済み。人気店らしいので、事前に電話して予約しました(ディナーの予約は当日の16時までなのでご注意)。夏はアイガーを眺めながら食事できるテラス席がおすすめ。

 

フォンデュ系のメニューはいくつかありますが、我が家が選んだのは"Fondue Alpina"。1人あたり42スイスフランでいろんなお肉食べれるし、ホテルの名前を冠したメニューだし、間違いないやろ!という判断です。

しかし、これは大きな間違いでした…

 

しばらくして運ばれてきたのは、数々のソースとコンソメのような透明な液体が入った鍋。どうも様子がおかしいです。着々とテーブルがセッティングされていき、さあ召し上がれ!と言われましたが、最後までチーズは出てきませんでした。

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どうも肉を使ったフォンデュは、基本的にFondue Chinoiseと呼ばれる、コンソメに具材を潜らせて食べるタイプのもので、チーズフォンデュではないようです。完全にオーダーミスですね…

 

まあこういうミスも旅の醍醐味、幸いディナーの機会はあと2回あります。気を取り直してFondue Alpinaを賞味。

 

感覚としては、コンソメで食べるしゃぶしゃぶです。ソースが10種類くらい用意されていますが、基本どれもマヨネーズベースであまり変わり映えしない…ごまだれとポン酢がめちゃくちゃ恋しくなりました笑

味は悪くないけど、正直二度と頼むことはないかな〜という感じです笑

レストラン自体はとても素敵な所でした! 

www.alpina-grindelwald.ch

 

2日目:失敗は繰り返さない!Barrys

よくよく調べてみると、基本的にチーズフォンデュの具材はパンとじゃがいもだけみたい。肉入りのメニューを選んだことが前夜の失敗の原因でした。

同じ失敗は繰り返さない!ということで、2日目はこちらもネットの評判が良かったBarrysに行くことにしました。ドルフ通りに面した、Eiger Selfness Hotelというホテルの中に入っているレストランです。こちらも事前予約推奨、ホテルのフロントで予約することができます。

 

2日続けてフォンデュだけというのも寂しいので、連れ合いとそれぞれチーズフォンデュ・コルドンブルーを注文。運ばれてきたのがこちら。

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今度こそ!正真正銘のチーズフォンデュです。店員さんが気を利かせてシェア用の食器も持ってきてくれました。コルドンブルーもおいしそー。付け合わせのポテトはライスに変えてもらいました。

チーズフォンデュはお酒(白ワイン?)を使っているのか、少し独特の風味があります。個人的には、パンよりじゃがいもの方がより風味が抑えられて、美味しく食べることができました。

コルドンブルーの方も中にグリュイエールチーズが入っていて、外はサクサクで美味しい!飲み物はノンアルのモヒートを頼んだんですが、油っこくなった口の中をリフレッシュできて良かったです。

お店の雰囲気もいい感じで、大満足。オススメのレストランです。

www.eiger-grindelwald.ch

 

3日目:まさかのスイスで焼肉⁉︎ Le Museum

無事チーズフォンデュを食べたので、スイスでの食の目的はすでに果たした感がある我々。3日目、モントルーでのディナーは好きなものを食べよう、ということでネットでお店を探します。

目に留まったのがRestaurant Le Museum。こちらのお店、メニューにCharbonnadeというものがあり、どうもこれは七輪の炭火で肉を焼いて食べる料理のようです。

無類の焼肉好きである連れ合いがこれに飛びつき、3日目はここで夕食を取ることになりました。

 

可愛らしい中庭があるレストランで、中庭の席を取ろうと思うとやはり予約推奨です。こちらはオンラインで予約を取ることができます。

 

我々が頼んだのはTrilogieという、牛肉・七面鳥肉・馬肉の三種が盛り合わせになったメニュー。ちなみにこの焼肉は二人分からの注文です。出てきたのがこちら。

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これを炭火で焼いていきます。

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肉に下味は付いておらず、左にある五種類のソースを付けていただきます。ご多分に漏れず、このソースも基本マヨネーズベース。もっとフランス料理みたいなベリーのソースとか用意してくれたらいいのに…

しかしこんなこともあろうかと、連れ合いがスーパーで醤油の小瓶を買って懐に忍ばせていました!店員の目を盗んで取り皿に醤油を出してパクリ… やはり日本人は醤油です。(マナー的には良くないです笑)

あと、上の写真に映っている付け合わせのグラタン、これがとても美味しかったです!

 

季節柄虫が多かったのと、店員の数が少なくてなかなか注文が来なかったのがマイナス点かな…でもまあなかなか雰囲気のあるレストランでした。焼肉の他にも、魚介の鍋やチーズフォンデュ、ラクレット、チョコフォンデュなど、結構特徴的なメニューがたくさんあるみたいです。

www.restaurantlemuseum.ch

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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