猫舌ヨーロッパ見聞録

猫舌ヨーロッパ見聞録

ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

「在外邦人」なわたしたち

いつになったら…

今年こそは、年末年始に日本に帰れるかなーと思っていたんですが、今の日本の感染状況を見る限り、年内に日本の入国制限が緩和される可能性はあまり高くなさそうな感じがしています。

 

周りで入国制限下の日本に一時帰国した駐在員家族の話も聞きますが、まあネガティブな情報ばかり入ってきますね。入国時に空港で何時間待たされたとか、隔離先のホテルの弁当がまずいとか、毎日待機確認の連絡が必要で面倒とか。。。

そもそも我が家は猫がいるので、14日間の自主隔離が必要なうちは、一時帰国は現実的な選択肢にはなりません。まぁいざとなれば、2人のうちどちらかだけ帰国するとかもできなくはないんですが。

 

たまに隔離のルールを守らずに名前を公表されている帰国者のニュースを見ますが、あれって何の法律に基づいて、何の目的で名前を公表してるんですかね?規則を守らせるなら、諸外国がやっているように罰金なり何なり科せばいいのに、罰則は名前を晒すだけ。これって、政府がネット民による私刑を扇動しているようにしか見えないんですが… 正当な理由を知っている方がいたら教えてくださいm(_ _)m

 

「在外邦人」なわたしたち

日本国外に住むのは今で5年目になりましたが、コロナ禍が始まって以降、「在外邦人」がいかに少数派であるかを意識することが増えました。顕著な例だと、国民一人につき10万円が配られた特定定額給付金のケース。あれ、結局我々はもらえませんでしたからね笑

 

在外邦人への10万円支給が取り沙汰されたのが、2020年の6月頃。『多少の二重払いが生じたとしても、在外邦人からの自主申告方式でやるしかない』という自民党内の声が紹介されています。

在外邦人、10万円支給に数年か=全員確認なら作業膨大に―新型コロナ | nippon.com

 

それから半年ほどたった11月末の臨時国会。立憲民主党の矢上という人が、「そういえばあの給付金の話どうなったの?」という質問をしています。

在外邦人支援に関する質問主意書

 

これに対するガースー総理の答弁は以下の通り。

衆議院議員矢上雅義君提出在外邦人支援に関する質問に対する答弁書

ざっくり意訳すると、「この半年で特に進展はありません!」という内容です。

 

それから更に10ヶ月が経ちますが、見事に音沙汰がないですね。「在外邦人」に関する政策は、政府にとって(野党にとっても)それくらいの優先度の話、ということのようです。

 

選挙に行きましょう笑

現在の日本の入国制限についても同じことが言えると思います。我々駐在員も、言ってみれば会社の命令で海外に住んでいるだけで、日本に残っている家族や友人もいるというのに、いつまで経っても制限緩和に向けた動きは見えてきません。なんとも悲しい気持ちになります。

 

とまぁこんな感じで、最近はともすると連れ合いと日本政府の愚痴を言って過ごす日々です。何が言いたいかというと、もうすぐ選挙があるのでちゃんと在外投票の準備しときましょうね!ということです笑 

詳しい方法は↓のリンクをご覧ください。

www.mofa.go.jp

 

別に「世相を斬る!」みたいなブログを目指しているわけではないので、明日は旅行か猫の話でも書こうと思います。

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