猫舌ヨーロッパ見聞録

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ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

チェコ・プラハ、ビールと郷土料理を楽しむ旅(2020年2月)

たまには過去の旅行も振り返ろう、ということで、今回は2020年の2月に行ったチェコ・プラハの旅行記です。今思えば、これがヨーロッパでコロナ禍が始まる前の最後の旅行でした。ちょうどこの旅行の後、イタリア北部あたりから感染が拡大し始め、各国にロックダウンが広がって行ったのを覚えています。

 

 

さて、チェコは古都プラハの優美な景観も見どころですが、我々の旅の楽しみはやはり食。チェコといったらまず思い浮かぶのはピルスナービールですね。中でも有名なのがピルスナーウルケル。このタイプのビールの元祖で、近年はアサヒ傘下に入ったこともあって日本でも身近になっているようです(関連記事↓)。

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

チェコは一人当たりのビール消費量が世界一らしく、郷土料理もビールとの相性が良いものが多いという話。ということで今回の旅のメインテーマは、チェコビールとチェコの郷土料理を楽しむ!です。

 

それでは、2泊3日の旅行の中で立ち寄ったお店、食べたものをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

地元のビアホール・Lokál

1日目のディナーで訪れたのは、プラハの地元の人気店、Lokál Dlouhááá。Googleマップで見つけて評価が高かったので予約しました。

このお店、ビールを注文した時の伝票が面白かったです。頼んだジョッキの数だけ↓の写真の伝票にチェックを付けていく形式なのですが、1枚で100杯以上数えられるようになっています。チェコ人、いったいどれだけビールを飲むのか笑

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こちらのお店で頼んだ料理は3品。どれもローカル感満載で、かつとてもおいしかったです。

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一つ目はカマンベールチーズのマリネ、”ナクラーダニー ヘルメリーン”。写真中央です。カマンベールチーズをオイルと酢、玉ねぎや唐辛子と漬けたピクルスのようなものですが、これがビールに合う。旅行中にかなり気に入って、ベルギーに帰ってきてからも家で自分で作るほどでした。

 

二つ目は牛肉のタルタル、”タタラーク”。ちょっと見えにくいですが写真の上部です。牛肉のタルタルはベルギーでも食べますが、揚げた黒パンとニンニクのかけらが付いてくるのがチェコの特徴。ニンニクを黒パンの表面にガリガリとこすりつけて、その上にタルタルを乗せて食べるのです。これまたビールに合う!味も濃いしそれなりに脂っこいのに、手が止まりませんでした。

 

三つめが牛肉のシチュー、”グラ―シュ”。写真手前です。お皿に載っている白い塊は、茹でパンの”クネドリーキ”。このパンがもちもちして甘くておいしい。シチューももちろんおいしかったです。

 

他にもおいしそうな料理がたくさんありましたが、2人連れだと3品でお腹いっぱい。機会があれば他の料理も頼んでみたいものです。

 

 

優雅なカフェ・Cafe Imperial

2日目の午後に訪れたのは、アールデコインペリアルホテルの中に入っているカフェ、Cafe Imperial。内装の美しさでも有名なカフェです。

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小腹を満たすべく、私はエッグベネディクトを、連れ合いはオニオンスープを注文。ドリンクはImperial Beerというのがあったのでこれを頼んだところ、真っ黒なスタウトビールが出てきました。ピルスナーじゃないのね。

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内装だけでも一見の価値ありなカフェでした。

 

 

歴史あるレストラン・Restaurace U Pinkasů

2日目の夜に訪れたのが、創業1843年というレストラン、ウ・ピンカスー。ここもGoogleマップで評価が高かったので予約して行きました。

ここまでの日程でさんざん飲み食いしたせいかあまり胃袋に余裕がなかったので、頼んだのはビールとおつまみ2品だけ。

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1つ目は初日に気に入ったカマンベールのマリネ。2つ目はこれまた珍しい、白ソーセージの酢漬け、”ウトペネッツ”です。ちなみにウトペネッツとは「水死体」という意味だそうです。これまたおつまみにピッタリのおいしさでした。

 

このレストラン、雰囲気は良かったんですが、我々の時は注文取りに来るのにやたらと時間が掛かった覚えがあります。まぁ店も混んでたんですが。

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3階建てで店内はかなり席数がありそうでした。プラハのシャンゼリゼと呼ばれるヴァーツラフ広場のすぐ近くにあります。

 

 

ということで、プラハの食事記録でした。一つ書き忘れていましたが、ちゃんとしたビアホールやレストランで飲んだ生ピルスナーウルケルはやっぱりめちゃくちゃ美味しかったです!プラハを旅行する際は是非味わってみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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