猫舌ヨーロッパ見聞録

猫舌ヨーロッパ見聞録

ヨーロッパ駐在生活と、猫・語学・旅行などについて書いていきます。

ブリュッセル自由大学(VUB)の語学コース

相変わらずブログの語学成分が薄めなので、ちょこちょこ書いていきたいと思います。

今回は、ブリュッセル自由大学(VUB)で開講されている語学コースについて。

 

ベルギーにも語学学校は数多くありますが、比較的お手ごろな値段でがっつり授業を受けたい!と思うと、各コミューンや公的機関がやっている語学教室に通うのがおすすめです。今回紹介するVUBの語学コースは、ブリュッセル在住の日本人の間でも結構有名なのではないでしょうか。

 

この語学コースを開講しているのは、正確にはCVO SEMPERという組織。CVOというのは、Centrum voor Volwassenenondervijs(英語だとCenter for Adult Education)というフラマン語の略で、フランダース地域のコミューンが運営している大人向けの教育機関です。CVO SEMPERはブリュッセル及びその北辺のコミューンが一体となって運営しているCVOで、VUBはそのパートナーという位置づけ。↓のサイトを見ると、語学以外にも、写真や服飾、コンピュータ関連のコースも設置されています。

Cursussen voor volwassenen - CVO Semper

 

語学のコースを見てみましょう。

Talen leren - CVO Semper

CVO SEMPERで学べる言語は以下の12種類。大学と提携しているだけあって、充実しています。

  • アラビア語
  • ドイツ語
  • 英語
  • フランス語
  • ギリシャ語
  • イタリア語
  • ポーランド語
  • ポルトガル語
  • ロシア語
  • スペイン語
  • フラマン語手話
  • オランダ語(非オランダ語話者向け)

 

フランス語のコースを詳しく見ていきましょう。

Cursussen Frans - CVO Semper

設定されているレベルは1~8の8段階。これとは別に、”Medical French”と"Business French"のクラスがあります。それぞれのレベルが欧州言語共通参照枠(CEFR)のどのレベルに相当するのかはよく分かりません。説明を見る感じ、French4がA2かB1くらいかな?自分の適正クラスが分からない人はクラス分けのためのOnline Testを受けることになるみたいです。

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試しにFrench2をクリックしてみます。

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授業形態はCLASSとCOMBIがあり、CLASSが教室での対面授業、COMBIは対面授業とオンライン授業の組み合わせとなっています。

 

CLASSの詳細を見てみると、CLASS A+B、CLASS A、CLASS Bの3種類の選択肢が出てきます。

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基本的に、そのレベルをクリアしようと思うとA+B(3時間×週2回)の授業を取る必要があるみたいですが、週2回も授業を受けられない人はAあるいはBのみを取ってもいい、ということみたいです。AとBの違いは正直よく分かりません。それにしても、週6時間ってかなり重いですね…

費用は、A+Bがトータル120時間(3時間×週2回×20週)で234ユーロ。AあるいはBのみだとトータル60時間(3時間×週1回×20週)で139ユーロ。どちらも費用にテキスト代が含まれており、テキストを既に持っている人はその分返金を受けられるようです。それにしても、1時間当たりの授業料が2ユーロ前後というのは破格です…

 

取りたいクラスが決まったら、日程を選択。ここで注意が必要なのは、授業によって教室の場所が変わるということ。場合によってはブリュッセルの中心からかなり外れた場所になっている可能性があるので、よく確認してください!↓の例だと、Jetteはブリュッセルの北西、一方でElseneやOudergemはブリュッセルの南側になります。

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定員がすでに埋まっている場合は、”Waiting List”になっています。

授業に登録するにあたっては、CVO SEMPERでアカウントを作成する必要があります。サイトがところどころ英語に翻訳されておらずオランダ語のままの部分があったりするので、Google翻訳を駆使してがんばりましょう笑

お金を支払ったら、授業登録完了。登録したメールアドレスに確認メールが送られてきます。

 

かくいう私も、2021年9月からCLASS Aの授業に週1回通うことにいたしました!!!

9月期の授業もまだ空きがあるものもあるので、志を同じくする方は一緒に頑張りましょう笑

 

追記:実際に授業を受けてみた感想はこちら!↓

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

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ベルギーの砂漠、ロンメル・サハラ

コロナ禍の国境封鎖により、実質ベルギー外への旅行ができなくなっていた2020年秋~2021年春の期間(ちょうど日本政府がGoToトラベルキャンペーンをやってたあたりですね笑)、レストランやカフェも営業しておらず、旅行や旅行先での食事を最大の娯楽としていた我が家にはかなり苦痛な時間が続いていました。冬場は暗いし雨も多いし、もう本当につらかったです。

 

苦肉の策として実行したのが、晴れた日にお弁当やおやつ・温かい飲み物を持って車で景色の良いところに出かける、というもの。要はドライブ&ピクニックですね。

国外には行けないので、行先は必然的にベルギー国内になります。ケガの功名というかなんというか、この期間のおかげで普段なら行かなかったであろう国内の穴場スポットにちょっと詳しくなりました。ということで、このブログでもいくつか紹介したいと思います。

 

前置きが長くなりました。今回紹介するのはロンメル・サハラ。名前の通り、ここはベルギー国内にある砂漠です(”サハラ”はアラビア語で砂漠を指す語です)。なんでベルギーに砂漠があるのかというと、20世紀初頭ここにあった亜鉛工場の操業によって土地が汚染され、植物が育たなくなってしまったためだそうです(参考記事↓)。

Sahara de Lommel — Wikipédia

我が家がこの場所を知ったきっかけは、田川に置いてあったPetits-Poisの情報誌。プチポワさん、いつもありがとうございます。

 

ロンメル・サハラがあるのは、アントワープから東に70Kmほど行ったオランダ国境付近。ブリュッセルからは、E314~N74を経由して車で1時間40分くらいです。

車は近くのスポーツ複合施設の駐車場に停められます。

 

砂漠地帯まで行くには、この駐車場から少し歩く必要があります。”Sahara”と書いてある看板があるので、それに従って林の中へ。しばらく遊歩道を歩くと、周りに松みたいな木が増えはじめ、地面も少しずつ白っぽい砂に変わってきます。

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さらに進むと、一気に視界が開け、あたかも砂漠の中のオアシスのような光景が!

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正直あんま期待せずに行ったのですが、思ったより良かったです笑。周りでは子どもや犬が湖のほとりで遊んでおり、なんとものどか。温かい飲み物を飲んで、ゆっくりした時間を楽しめました。

 

と、いうことで、ベルギーの穴場シリーズ、折を見て今後も書いていきたいと思います。

 

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猫の白内障、その後

そういえば、猫の白内障の診断結果について最後まで書いてなかったことを思い出したので、その後のお話を書いていきたいと思います。

(関連記事は↓)

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

白内障の要因を調べるために血液検査をしたシビレくん♂。1ヶ月後に再診に行った際に結果を教えてもらいました。予想通り、体内に寄生虫がいたようで、この寄生虫が原因で白内障が引き起こされたようです。先生曰く、この寄生虫起因の白内障はここ10年くらいで発見されたものらしく、詳しいメカニズムは分かってないそう。

とりあえず寄生虫を殺すための薬を処方してもらいましたが、残念ながら寄生虫がいなくなっても白内障の進行が止まることは期待できないそうです。ちなみに寄生虫の薬は3週間分で8ユーロくらい。お安い。

 

視力を回復する手段としては、外科手術しかないそうです。白濁してしまった水晶体を人工のものに入れ替えるという手術です。まだ左目は正常に見えているので手術を行うには早いのですが、先生が手術の概要について事前に説明してくれました。

 

まず、手術はブリュッセルの病院では行うことができず、専門の設備やスタッフが整っているリエージュの病院に行く必要があるとのこと(リエージュはブリュッセルから車で1時間くらいです)。術後のケア等も含めて、2日間の泊りがけの手術になるとのことでした。更に、術後の合併症等を防ぐために、数か月間のこまめな投薬が必要になるそうです。猫にかなりの負担が掛かるので、手術をするにしても慎重な検討が必要です。

うーん、1回病院に行っただけで膀胱炎になるくらいのシビレくんなので、泊りがけの手術なんて無事に乗り切れる気がしない…(膀胱炎になった話は↓)

続々!猫に異変! - 猫舌ヨーロッパ見聞録

 

また、手術に掛かる費用についても教えてもらいました。術前術後の入院等の諸々含めて、だいたい2000ユーロ(現在のレートで26万円くらい)掛かるそうです。

 

シビレくんのQOLが上がるならお金に糸目は付けないんですが、どちらかというと術前術後に掛かるストレスの方が心配。

猫は人間ほど視覚だけに頼っているわけではないので、実際どこまで生活に支障が出るのかはよく分からないんですが、一方で、駐在員という立場上、今後何回かは引っ越しを覚悟しないといけないので、目が見えなくなってから引っ越しさせるよりは、手術を受けさせた方がいいのかな、と悩んだりもします。目が見えなくなってから環境が変わるのはものすごいストレスになるでしょうからね。

まだ完全に目が見えなくなった訳ではないので今すぐ決断をする必要はないのですが、今後の懸念事項です。

 

とりあえず飼い主としては、シビレくん(と、もちろんハツも)が一日一日を幸せに生きられるよう尽力するのみです。

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カルフールでワクチンキャンペーン。

今日近所のカルフール(ベルギーのスーパー)に行ったら、入口のところに見慣れないブースが。

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"ここでワクチン無料で打てます!"と書いてあります。マジで⁉︎

 

調べてみたら、本当でした。

Lagging in COVID-19 vaccinations, Brussels takes vaccination campaign to shops | Reuters

 

↑はロイターの記事ですが、ブリュッセルは、ベルギーの他地域より低いワクチン接種率を改善するため、スーパーなど多くの人が立ち寄る場所でのワクチンキャンペーンを始めたとのこと。8/30スタートで、いつキャンペーンが終わるのかは特に書いてありません。

 

ちなみに、ブリュッセルのワクチン接種率は65%とのこと。ベルギー全体でワクチンの必要回数の接種が終わっている人は人口の71%(2021年9月2日時点)なので、確かに低いですね。

記事によると、ブリュッセルには182カ国の国籍の人々が住んでおり、これら全ての人をワクチン接種に行かせるには一筋縄では行かないこと、また市内に住む低所得者層の接種率が低いことなどが要因として挙げられています。

このキャンペーンを機に接種率が上がって、この先もっと自由に活動できるようになるといいですね!

 

短いですが、今日はこんなところで。

 

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1泊2日アイルランド旅行・見どころ&グルメ情報まとめ!(2021年8月)

個人的備忘録も兼ねて、1泊2日アイルランド旅行の概要をまとめたいと思います。今回はダブリンのみでしたが、ダブリンは観光名所がコンパクトにまとまっていて観光しやすい街だと思いました。

関連記事は↓

初ライアンエアーでアイルランドへ!(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録

 

<空港から市内への移動>

ダブリン空港からダブリン市内への移動は、基本的にバスかタクシーになります。バスにも種類がいくつかあるようですが、我が家の場合はDublin Expressを利用しました。空港の第1ターミナルを出てすぐ左のところにバス停があり、その前(↓の写真左)のスタンドでチケットを購入できます。

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15分~20分に1本くらいの間隔でバスが出ているようです。道が混んでなければ30分くらいで市内に着きます。

我々は着いてすぐ観光を始める予定だったので、オコンネルストリート(ダブリンのメイン通り)に近いAston Quayと空港間の往復チケットを購入。チケット代は、片道だと8ユーロ、往復だと9ユーロでした。基本的に往復での購入を想定した値段設定ですね。

リング状のルートをぐるぐる回るバスなので、帰りは対岸のEden Quayから乗った方が時間短縮になります。直前になってあたふたしないよう、事前に乗り場をしっかりチェックしておくと吉!(私はこれをしなかったのでめっちゃ走る羽目になりました)

Dublin Coach Travel & Airport Transfers | From €6 | Dublin Express

乗り場のマップはこちら

 

<観光スポット>

2日間で回ったスポットは以下の通り。

  • トリニティ・カレッジ(ケルズの書)・・・個人的一番のハイライト!ケルズの書の展示は解説を読みながら見ると倍楽しめました。大学の図書館も雰囲気があってよかったです。一人16ユーロ。コロナ禍のためチケット購入はオンラインのみ。また、現在はナッソー通りの入り口からしか入れません(2021年8月現在)。
  • オコンネル・ストリート・・・アイルランド史上の重要人物の銅像や謎の棒オブジェ、郵便局など、見どころがたくさんあるメインストリート。
  • グラフトン・ストリート・・・ショッピングストリート。数十メートルおきにストリートミュージシャンがライブをやっていて楽しかったです
  • セントスティーブンス・グリーン・・・グラフトンストリートを抜けた先にある大きな公園。緑がいっぱいです。
  • ダブリン城・・・建物の中までは入らず。ガイド無し入場は一人8ユーロ。
  • クライストチャーチ大聖堂・・・建物の中までは入らず。中に入るなら一人7.5ユーロ。
  • セントパトリック大聖堂・・・アイルランドと言えばセントパトリック!ということで、ここは中に入りました。一人7.5ユーロ。
  • ハーフペニー橋
  • モリーマローン像

 

<食べたもの>

  • フィッシュ&チップス・・・イギリスのイメージがありますが、アイルランドでも名物!オコンネルストリートにあるBeshoffというレストランに2回行って、Haddock(タラの仲間?)とLemon sole(カレイの一種?)のFishを食べました。Haddockはちょっと淡白でぼんやりした味。Lemon soleの方が美味しいと思いました。あと、Chips(フライドポテト)はあんまおいしくなかったです。ベルギーのフリットの方が好き。2回目はFish単品にしました。平日の昼に行ったせいか、レストランの2階席はガラガラ。ゆったり食事できてよかったです。

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  • スコーン&マフィン&ソーセージパン・・・2日目の朝は軽めに食べよう!ということで、アイルランド銀行近くのKeoghs Cafeというところに入りました。このカフェが大当たり!店員さんはめちゃくちゃ愛想良いし、頼んだメニューも全部美味しかった!スコーンは外がザックザクで中はふんわり。ソーセージパンは、ソーセージというよりは肉まんの餡のようなものが入っていて美味しい。地元の人御用達という感じの素敵なお店でした。

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その他食べたものについては、↓の記事にまとめてあります。

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

今回はダブリンのみでしたが、もしまた来る機会があれば郊外に行ってケルトやノルマンの遺跡・旧跡巡りもしてみたいですねー。アイルランド、良いところでした。

 

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ダブリンでアイリッシュパブ巡り(2021年8月)

ライアンエアーに乗ってダブリンに到着した我々。今回の旅の目的は「アイリッシュパブでギネスビールを飲む!」ということで、滞在中に巡ったパブ・レストランについて書いていきたいと思います。

 

関連記事はこちら↓

pomme-voyage-langue-de-chat.hatenablog.com

 

1軒目・The Auld Dublinerでギネスビール

1泊2日弾丸旅行ということで、食事の機会も限られています。テンプルバー地域の宿にチェックインした我々は、午後4時台からパブに繰り出すことにしました。

最初に入ったのはテンプルバー地区にあるThe Auld Dubliner。いかにもといった店構えのトラディショナルなアイリッシュパブです。午前中に歩いて少し疲れていたので、ゆったり座れそうな店内の窓際の席へ。早い時間なのでかなり空いていました。

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ネットで見たメニューにはチャウダーが載っていたのでそれを頼みたかったんですが、店員に聞いてみたら置いていないとのこと。仕方ないので、ギネスビールと、つまみにチキンウイングを注文。ギネスは、とりあえず小手調べということでハーフパイント(約280㎖)です。

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ギネスです。アイルランドに来たって感じがしますね~

味の方は・・・うーん、泡はとってもクリーミーですが、味は…おいしいのか?ベルギーの濃いビールを飲みすぎたせいか、あんまり旨味が感じられず、濃い麦茶を飲んでいる感覚です(個人の感想です笑)。ハーフにしといて良かった。

お目当てのメニューもなかったので、1杯だけ飲んでそそくさと次へ移動。

 

2軒目・The Oldstorehouseのシーフードチャウダー

2軒目に選んだのは、こちらもテンプルバー地区にあるパブ&レストラン、The Old Storehouse。有名店です。メニューにチャウダーがあることも確認済み。

この時点でもまだ6時台だったので、予約なしですんなり入れました。

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愛想がいいけどめちゃくちゃアイルランド訛りが強い店員のおじさんに案内され、店内へ。スターターサイズのシーフードチャウダーと、カクテルメニューにあったウイスキーサワーを注文しました。

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チャウダーは小さく見えますが、具沢山かつかなりクリーミーで濃厚で、これだけで十分お腹一杯になります。付け合わせはこれまた名物のソーダブレッド。ほんのり甘くておいしいです。ウイスキーサワーはアイリッシュウイスキーとクリーム、レモンジュース、ソーダのカクテル。爽やかでおいしかったです。満足してホテルへ帰還しました。

 

3軒目・The Stags Headでアイリッシュコーヒー

もう一つ、アイルランドで忘れてはいけないカクテルが、アイリッシュコーヒー。コーヒーにアイリッシュウイスキーを合わせたホットカクテルです。

2日目の昼に訪れたのは、The Stags Head。デイム・ストリートから一本路地を入ったところにあります。路地の入口は細くてわかりづらい(実際私も見逃しました)のですが、実はデイム・ストリートの歩道の地面に↓の目印があります。

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店名は”牡鹿の頭”という意味らしく、店内に牡鹿の頭の剥製が飾られています。シックな感じでかっこいい店内です。


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カウンターの向かいの席に陣取り、アイリッシュコーヒーを注文。程よい甘さで飲みやすい。ゆっくり飲みながら落ち着いた時間を過ごすことができました。

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ということで、2日間で3軒のパブを回り、目当てのメニューも一通り楽しめました。3軒ともそれぞれ雰囲気は違いましたが、基本的にどこもウエルカムな雰囲気で、リラックスして過ごすことができました。アイルランドのパブ、良い感じです。

 

次の記事では備忘録もかねて旅行のまとめをできればと思っています。

 

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初ライアンエアーでアイルランドへ!(2021年8月)

スイス旅行から帰って一息ついたのも束の間、8月は連れ合いの仕事が閑散期なのでもう1回くらい旅行行っとこう!ということで、Google Flights&Mapsとにらめっこしながら行先をサーチ。1泊2日でサクッと行けるとこないかなーと思って目に留まったのがアイルランドでした。

 

アイルランドの良いところは、

  • EU加盟国!(シェンゲン協定外)
  • ブリュッセル⇔ダブリンは飛行機で約1時間半
  • ダブリンはライアンエアーの本拠地なので結構便数が充実!
  • 英語が公用語
  • パブ文化の国。ギネスビールやアイリッシュウイスキーの本場

ざっと挙げてもこんな感じです。悪くないですね!ということで、今回は「ダブリンのアイリッシュパブでギネスビールを飲む!」というのを主目的に計画を組むことにしました。

 

今回の旅行で初めてライアンエアーを使ったので、この記事ではライアンエアー使用にあたっての注意点など書いていきます。

 

ライアンエアーと言えば、格安だけど荷物のサイズとか遅刻にはめちゃくちゃ厳しいし、書類の不備があったら搭乗拒否されるケースもある、等々、ちょっと難易度高いイメージがあります。

実際使ってみた感想としては、確かに事前準備はしっかりする必要はあるけど、遅れは少ないし何より安いし、案外悪くないといった感じです。1泊2日くらいの旅行で使うにはもってこいだと思いました。以下今回経験した内容を書いていきます。

 

予約はライアンエアーの公式アプリを使えば簡単にできます。詳しい予約方法などは先人のブログにお任せしますが、我が家は荷物は最小限(座席下荷物のみ)、隣同士で座れるよう最安値の座席指定のみ行いました。やたらとオプションの追加を勧めてきますが、全部無視です笑 今回の旅行は↓のナップサック1個で行きました。

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今回のダブリン便は幸いブリュッセル・ザベンテム空港(BRU)発着。LCCの場合は結構ブリュッセル・シャルルロワ空港(CRL)から出る場合も多いのですが、使い慣れたザベンテムで助かりました。

 

様々なサイトに書かれている通り、ライアンエアーは事前にチケットを印刷して当日空港カウンターに持っていく必要があります(一部アプリのみで行ける例外もありますが、絶対の自信がある場合を除いて紙で印刷して持っていくことをおすすめします)。

格安LCC「ライアンエアー(Ryanair)」攻略 – 利用法・評判・遅延・欠航率など

【誤解が多すぎ】ライアンエアーの「ビザチェック」を正しく理解しよう | Poland Life/東欧見聞録

 

今回はシェンゲン外へのフライトのため、日本人である我々はビザチェックが必須。今回ライアンエアーからは、出発時刻の2時間前までにカウンターに来るよう推奨されていましたが、ハイシーズンということもあり、余裕をもって約2時間半前にカウンターに突撃。BRU空港はターミナルが一つだけなので、LCC特有のターミナルが遠い!とかもなくて良かったです。

 

カウンターでは、チケット、パスポートに加えて、EUのワクチンパスポートアイルランドのPassenger Locator Formの入力完了画面を提示し、到着国の入国ガイドラインに適合していることを証明する必要がありました。コロナ禍中の旅行は、このあたりしっかり確認して準備してください!無事ボーディングパスを受け取り、手荷物検査場へ。8月下旬でしたが、平日のせいかあまり混んでいませんでした。

 

シェンゲン協定外へのフライトなので、出国検査もあります。手荷物検査場を抜けたら右に曲がってBゲート方面へ。結局けっこう時間が余ったので、ゲート付近のスタバでまったり朝食を取りました。

 

予定通りの時刻にボーディング開始。キャビンに入れる荷物がある人たちがゲートに長蛇の列を成しますが、ナップサック一つの我々はギリギリまで座って待つことができました。

さすがにライアンエアーの乗客はよく訓練されているのか、あっという間にボーディングが完了し、ドアが閉まって出発。このあたりはLCCの良いところと言えると思います。機材も綺麗で掃除が行き届いていて快適。フライト中は機内がかなり冷えたので、防寒対策は必要かもです。

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1時間半のフライトを終えてダブリン空港に到着。定刻通りです。復路は夜19時台のフライトだったため、機材到着が遅れて20分ほど遅延しましたが、まぁ許容範囲。ライアンエアー、全然良いやん!

 

ということで、初ライアンエアー利用報告でした。事前準備をしっかりして行けば、非常に快適です!あと、うちの連れ合いは機内で食べ物の匂いがすると気分が悪くなるたちなのですが、ライアンエアーではあまり機内で飲食をする人が少なく、この点もGoodと言っておりました。味を占めたので、今後も週末旅行でガンガン使って行きたいと思います!

旅の内容については、今後の記事で書いていこうと思います。(追記:書きました!↓)

ダブリンでアイリッシュパブ巡り(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録

1泊2日アイルランド旅行まとめ(2021年8月) - 猫舌ヨーロッパ見聞録

 

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